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駒 義和; 杉山 大輔*; 芦田 敬
Proceedings of International Conference on the Safety of Radioactive Waste Management (Internet), p.153_1 - 153_4, 2016/11
東京電力福島第一原子力発電所の事故廃棄物に関するインベントリ推定方法を議論する。事故廃棄物管理の方法を検討する上で、廃止措置に伴い発生する廃棄物を含めてインベントリを推定するために、解析的モデルが不可欠である。分析データが少ない初期の段階では、文献を利用してモデルを設定する。分析データが得られてからは、これを利用して不確実性の低減を図る。
竹内 素允; 中嶋 勝利; 福村 信男*; 中山 富佐雄*; 大堀 秀士*
デコミッショニング技報, (24), p.27 - 46, 2001/09
高温ガス炉臨界実験装置「VHTRC」の廃止措置にかかわる概要と第1段階の解体工事で行った施設特性評価,物量評価,表面密度測定,試料分析と計算による評価並びに解体撤去工事(原子炉の機能停止にかかわる措置から原子炉本体の解体撤去)の手順,方法等のほか、工事全般にかかわる管理についてまとめた。
大井 貴夫; 内山 秀明*; 芦田 敬; 目黒 義弘; 駒 義和; 杉山 大輔*
no journal, ,
福島第一原子力発電所の事故に伴い発生した廃棄物(1F廃棄物)のインベントリ評価手法を開発している。本発表では、続く(4)-(8)のシリーズ発表に先立ち1F廃棄物の処理処分に関するプロジェクトの概要、当プロジェクトの中でのインベントリ評価手法開発の位置づけを説明するとともに、個々の発表の概要を紹介する。
目黒 義弘; 加藤 潤; 大井 貴夫; 駒 義和; 芦田 敬; 杉山 大輔*; 中林 亮*; 藤田 智成*; 塚本 政樹*; 内山 秀明*; et al.
no journal, ,
福島第一原子力発電所における水処理二次廃棄物(セシウム吸着装置, 第二セシウム吸着装置, 除染装置)から発生する二次廃棄物について、解析的手法に基づくインベントリと汚染水の分析結果に基づくそれを比較した。
加藤 潤; 大井 貴夫; 駒 義和; 榊原 哲朗; 中澤 修; 目黒 義弘; 芦田 敬
no journal, ,
福島第一原子力発電所の廃止措置に向けた取り組みにおいて、多種多様な放射性廃棄物が発生している。これら廃棄物の処理処分の検討において、放射能インベントリを決定することが重要であり、インベントリ評価手法の確立が不可欠である。しかし、事故由来の廃棄物である、従来の廃棄物と汚染状況が異なる、これまでに発生例がない廃棄物が多い、現状では廃棄物の採取・分析が困難なものが多いなどの理由から、評価方法の確立は容易ではない。本研究では、汚染水処理設備の中のセシウム吸着装置及び第二セシウム吸着装置から発生する廃吸着塔、除染装置から発生したスラッジに関し、各装置から発生する廃棄物の分析ではなく、各装置の入口及び出口の汚染水を分析することによって、廃棄物中のインベントリを評価する方法(分析結果に基づく評価手法)を検討し、32核種のインベントリを推定した。
高畠 容子; 駒 義和; 飯島 和毅
no journal, ,
福島第一原子力発電所では事故により瓦礫や土壌, 伐採木, 滞留水や汚染水の処理による二次廃棄物, 建屋解体廃棄物のような放射性廃棄物が多量に発生する。これらの放射性廃棄物の処理・処分には各廃棄物の核種インベントリを明らかにすることが重要である。サイト内部の汚染は分析が難しいために推定方法の確立が求められ、そのためサイト内外で調べられた汚染分布をもとにしたモデルの構築を検討している。ソースタームから汚染物への個々の核種の移行率を用いた汚染モデルを検討しており、移行率はCs-137を基準として規格化した値(輸送比)を用いている。サイト周辺の3地点で採取された表土についてCs-134, Cs-137のほかにSr-90, Pu-238, Pu-239+240, Am-241, Cm-244濃度が測定できた。各地点における上記6核種の輸送比を求め、サイト内土壌の輸送比と比較したところ、サイト周辺土壌においてもサイト内と同様に放射性核種分布は方位に依存する傾向を示した。